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文化財の梵鐘を撞く
名古屋市指定有形文化財登録
「生きた文化財」を次世代へ。108人限定・除夜の鐘を開催
~限定御朱印、重ね餅、甘酒の進呈も~



相應寺には、創建時の鐘楼が移築され、総高147cmという大きな梵鐘が吊るされている。梵鐘には、義直が崇拝していた儒学者“林 羅山”(1583~1657)の銘があり、「冶工藤原政長」が作り、義直を施主として寛永20年(1643)9月16日に相應寺に奉納されたことが記される。
政長(1623~1705)は、尾張徳川家の鋳物師筆頭を代々つとめた水野太郎左衛門家の五代当主。寛永13年(1636)、四代太郎左衛門則重の早世にともない家督を継いだ。
政長が鋳造した梵鐘は、相應寺を初見とし、名古屋市内外の主な寺院に納められていた。しかし、戦時の空襲などにより、相應寺梵鐘以外はことごとく失われ唯一の遺品となる。
銘文撰者の林 羅山は、朱子学派の儒学者。将軍家康・家光に仕え、義直の尊敬を受けた。銘文は、義直が亡き相應院(お亀の方)に永遠の孝養の思いを抱く旨を記しており、文字は義直自身の筆と伝えられている。
奉納者、作者、制作時期、制作意図が明らかであり、令和7年4月(2025)、名古屋市指定有形文化財に指定された。
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