「介護者の心のやすらぎカフェ」
開催2周年記念

何方でも参加自由です。みんなで一緒に餅つき大会!



介護者カフェ開催2周年を記念して「餅つき大会」しました。ご近所、お友達、檀信徒。そして地域包括や他の介護施設や認知症のカフェ主宰の方、ボランティアの方々総勢50人程に参加いただきました。



搗きたてお餅を、みんなで丸めて、きな粉つけたり餡子餅にしたり、なかでもイチゴ大福は大人気でした。



参加者みんな、慣れない杵を持って、出来上がった餅を丸めたりして、笑顔あふれ、彼方此方で会話が弾みました。20キロの餅米を、一升13個に分け、余ったお餅は皆お土産としてお持ちいただきました。



超高齢社会の到来とともに、高齢者の生活や介護をめぐる悩みは誰にとっても無縁ではない現代の重要課題となっています。

 こうした社会状況をふまえ、相応寺では「介護」をキーワードとして地域の方々が語り合う介護者のカフェ【心のやすらぎカフェ】を令和3年11月より奇数の月に開催しています。

 仏教には「老い」や「病」に関する悩みを、避けられないものとして向き合ってきた歴史があり、また寺院は伝統的に寺子屋など地域のよりどころとなる施設の役割を担ってきました。
 本尊の仏さまが穏やかなまなざしで見守ってくださる寺院空間で、現に介護をしている方、介護を終えて小さくない喪失を抱えている方、介護について何か知りたいと思っている方々などが、それぞれの悩みを語りあい、介護に関する様々な情報交換の場所としていきます。
 更には介護当事者(ケアラー)のケアは高齢者介護だけではありません。障がい者や難病患者、病児、障がい児、さらにはアルコールなどの依存症や引きこもりの方の介護と広範囲にわたります。
 近年では若年層のケアラーも増えています。総務省の調査によると18歳未満をヤングケアラー、18歳から30代までを若者ケアラーと呼び、介護人口は15~29歳で約21万人。30代は約30万人超。また厚生労働省の調査では、介護や看護を理由に離職する人が年間10万人に上り、そのおよそ4分の1を40歳以下が占めるという統計があります。
 
“心のやすらぎカフェ”は、ケアラーとケアラー経験者、支援専門家など介護に携わる人がお寺に集まって、日頃の介護の悩みを話したり聞いたりして情報の交換を行う誰もが参加できる茶話会です。
 ご参加者の方が、少しでも「心の安らぎ」を感じていただければと願っています。
                                        相応寺住職 前野真成

令和3年11月 初回立ち上げの様子です



「介護者カフェ」は浄土宗が掲げる21世紀劈頭宣言「ともいき」の、支え合い、助け合いを具現化した「浄土宗ともいき支援推進事業」のひとつとして、いま全国の寺院に広める活動をしています



令和3年11月10日、相応寺本堂で東京都健康長寿医療センター研究所で高齢者メンタルヘルス研究を行う、医学博士、岡村毅先生をお招きし、「認知症ケアの最前線」について基調講演をいただきました。
地域から介護に携わる各種専門職方々もたくさん参加いただきました。




令和4年 開催記録 

1月12日  参加者18名。内専門職9名ご参加
3月      新型コロナ感染拡大により中止
5月11日  参加者12名 内専門職の方7名ご参加
7月      新型コロナ感染拡大により中止
9月14日  参加者14名 内専門職9名ご参加
11月9日  参加者13名 内専門職9名ご参加


令和5年開催日 奇数の月 第2水曜日 14:00~16:00

1月11日(水)参加者3人(専門職0人)

3月 8日(水)参加者15人(専門職6人)

5月10日(水)参加者8人(専門職4人)

7月12日(水)参加者5人(専門職3人)

9月13日(水)参加者5人(専門職3人)

11月8日(水)

社会福祉士など専門職がサポートします


専門職の方も参加します

カフェには地域包括支援センター、介護事業経営者、専門相談員の方々も参加いただきます。
介護当事者(ケアラー)や経験者など介護に携わる人も集まり、介護に関する話題を語り合う談話会です。くつろいだ雰囲気の中で、自分の体験や悩みについて語り合ったり、介護に関する情報を交換したりします。一つ輪になって座談会をしたり、少人数グループに分かれたりして、介護者の悩んでいること、気になっていること等、お茶やお菓子をいただきながら、リラックスした時間をともに過ごします。
開催予定日
隔月(奇数月)第2水曜日の14:00から16:00の2時間
参加費用無料、途中入退室自由、お茶お菓子も用意しております。ご興味のある方はどなたでもお立ち寄りください。

人数が多いときは小グループに分かれます




14:00~簡単な自己紹介
   専門職の方から順番に自己紹介を。

14:40~フリータイム
   お茶お菓子を戴きながら、
   
本堂でご自由に過ごしていただきます。
15:20~再び車座となって
   住職が司会者となりお話しいたします。
16:00 終了

 
(会の一例です。参加人数によって内容は変わります)
 

参加者の声

Voice1 
親・祖父の介護について話ができ、アドバイスを頂けた。

voice2 
色々なお話を聞いて、元気を頂いた。今後の活動を応援したい。

voice3 
色んな方との交流、ご縁が出来てよかった。

voice4 
自分が物忘れか認知症の始まりか判断できずに過ごしているので、講義は勉強になった。

voice5 
専門職、宗教家、ご家族 それぞれのお話が聞けて勉強になった。

voice6 
お寺が身近に感じ、嬉しい・心強い


この取り組みは、浄土宗ともいき財団から支援を受けて実施しています

家族などの介護に携わる方々が日頃の介護に対する関心や体験を話して聴き合う
情報交換のカフェです。
専門職へのご相談。日頃の悩み。困っている事。お気軽にお立ち寄りいただきなんでもお話しください。介護に関心のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。

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